川あそび。
今日は娘を学校に迎えに行った。
20分も早く到着、気付かれないよう下駄箱付近で待っていた。
ひとあし早く下校の挨拶を済ませた6年生達が降りてきた。
体操着の入っているらしきバッグを、階段の手すりから下の階まで落としては、拾いつつ下りてくる男子。
1階まで降りてくると、ブンブン振り回しながら外に出ていった。
地面や壁にガンガン当たってる。
あの袋、すぐダメになっちゃうんだろうなぁ(苦笑)
6年生か・・・
まるっきり子供のように見えるけど・・・
私達が思うより心も体もおとなに近づいている。
アンバランスな時期を無事に乗り越え、自分自身を大切に成長してほしい。
そのために親がすべきことは。出来ることは。しないでいるべきことは。
あるのかな・・・
あるとしたら、たぶん「しないでいるべきこと」がいちばん多い気がする。
そっと見守るフリをしながら、観察を怠らず・・・
悩みを打ち明けてもらえる関係を築く事・・・
そうこうするうち、娘が教室から飛び出してきた。
まぶしい笑顔。
学校で育てていたアサガオの鉢を自転車に積んで一緖に帰る。
1時間ほど時間があるから、家で涼む?それとも川に行こうか?
娘の答えは「川に行く!」ひさしぶりだね!!
おやつを食べて、ものすごいスピードで宿題と公文を済ませ、外に飛び出した。
大雨のあとでいろんなモノが流れ着いている。
後半はアメンボ取りに熱中。しまいには網を放り出し、
「ゴリラは手で、取る!」と芝居がかった調子で言っては、手づかみ漁にチャレンジしていた。
なんでゴリラやねん。
「わたしね、人間だけど、ゴリラみたいなんやで。」
野性的ってことか?それは、そうだなw
・・・誰かに言われたのかもね。
蚊を叩くときと同じように、両手でパチンと・・・
おそろしいことに、手づかみで次々と、何十匹も捕まえる。
虫かごの中は阿鼻叫喚のアメンボ地獄。ぞーーー・・・
「おんぶしてるやつ、とれた!!」なつかしいな。
「見て見て!!」近寄りたくない・・・
水や土を「きたない」と思うようには、なってほしくない。
ひっそりと、懸命に生きているいのちを知ってほしい。
そんな思いから、汚れたり濡れたりすることを極力制限しないようにしてきた。
結果、娘は川に入ることに全く抵抗がないが・・・
今日は(川から帰ったあと)髪まで洗ってる時間ないから、濡れるのは腰までにしてね。
と約束したはずが、「あっ。」と声がしたかと思えば、偶然?事故?を装って、肩まで浸かって、苦い顔。
絶対、ワザとだろ。