水槽日記 その1
最近の趣味というか何というか、水槽の維持管理について書き留めておく。
一ヶ月ほど前、子供達が魚つかみ大会で取ってきた金魚を飼い始めた。
今年は下の子も腕を上げ、合計20匹。
当初飼育に反対していた夫は帰宅早々、水槽を買いに行くぞと言った。
昨夏に購入した(そして冬に不要になった)水槽よりもひとまわり大きな水槽を買った。
大きさ別に2台に分けて飼育開始。6匹まで減って落ち着いた。
子供達が川で取ったヌマエビやヨシノボリなどの稚魚(1〜2cm)も入れてみた。
エビはだんだん居なくなり、ハヤらしき稚魚はどんどん大きくなり、ヨシノボリは水底で威張った態度を見せるようになった。
アクアリウム趣味の人は次から次へと水槽を増やしたくなると言う。
以前は別の世界の話だったが、今では良くわかるようになってしまった。
今年は最初に水槽2台体制にしたのが運の尽きというか、泥沼への招待状だったというべきか。
1台では常に全滅の危険があるため新しい生体やオブジェクトを増やすのは非常に勇気がいるのだが2台あるとつい気軽にいろいろ試してしまうんだな。
魚の大きさや習性によって環境を分けているのだけど愛着が沸けばわくほど細分化してやりたくなってしまう。
愛情があるならば自然のままにするのが本当かも知れない。
たとえそのほうが短命に終わるのだとしても。
犬や猫と違って意思の疎通や互いのぬくもりを感じることもない。
飼育という行為に背徳的な悦びがあることを私は否定しない。
私の性分からいって共に歩んでいく犬や猫よりも、飼育のほうが合っているのかも知れないと思う。
金魚が落ち着いて以降の大きな変化としては、
2週間ほど前に雲ケ畑でとってきたゴリ3匹。
おととい、川遊びの獲物で持ち帰ったドジョウ。
水草や石を川でとってきてレイアウトしてみた。
ヨシノボリだけでも難題なのに、ドジョウは調子に乗りすぎだろうと思いつつもチャレンジしている。
そのへんのこともおいおい記録していこうと思う。